感性を磨く
2022.12.09
IKENOBOいけばなアート展」のテーマは「いま。」について考えてみました。
コロナや戦争、そして、エリザベス女王の訃報が入ったばかり・・・明るい話題は乏しく、先行きの見えない漠然とした不安を二人とも抱えていました。
「平和」や「祈り」というような作品テーマも浮かびましたが、明るく楽しい未来の光を感じられるような作品に、そして、いけばなに興味の無い若い人にも感じてもらえるような作品にしたい、という想いが一致し、Reika二人の作品テーマは「可愛い♡」「映える☆」と決まりました。
そして、京都で先生から助言をいただくことができました。具体的な作品の構想は無かった為、外の展示での注意事項をお尋ねしたところ、高さや形などの選択肢が狭まり、私たちの迷いを打ち消すような有難い助言でした。
「まずは倒れないこと。高さはあまり出さない方がいい。」
「外だし、花は少しにしたらいいよ。」
また、思いもよらずアート作品に触れることもできました。「池坊×京都国際映画祭」KYOTO IKEBANA ECO ACTION 六角堂でコラボイベントが開催されていたようです。
寺という和の空間に通常であれば立花をたてるところ・・・エコを意識した自由花作品は割り箸や卵のパックを用いた作品などが、境内の所々に展示されていました。作者は「いけばなアート展@京都」の方々。
どんな作品が展示されているのか気になったのは、やはり、入り口の作品。水の代わりにシュレッダーにかけた紙くずが入っている大きなワイングラスが立っていました。ポップな作品はインパクト大!
私たちも頑張らなくては・・・(2022/10/16)